ハワイアンジュエリーLino

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ダイヤモンド

ダイヤモンドが宝石の王様になったわけ

4月の誕生石はダイヤモンドです。
ダイヤが象徴するものは “清浄無垢” です。

ダイヤは今でこそ宝石の王様として君臨していますが、
宝石を扱う歴史の中でこのような地位を占めるようになったのは
たかだか百数十年足らずのことなのです。

ダイヤは原石のままではあまり光らず、ガラス玉と大差がありません。
なので昔は、色や模様の美しいエメラルド、ルビー、サファイアや
めのうの方が、宝石の中でもずっと優位を占めていたというのは
とても意外なことです。

 

ダイヤが宝石の王様になった理由の一つに、
“カット方法の発見” があります。

ダイヤが地球上で一番硬い物質であることはよく知られた話ですが、
一番硬いものを一体どうやってカットするのでしょうか?

それにはダイヤの性質である “劈開(へきかい)” が大きく関わって来ます。
劈開とは、原子の並び方、結びつき方によって
石に割れやすい方向が生じることです。
(劈開を持たない石もあります)

スライスした食パンを手で半分に割こうとすると、
きれいに割ける方向と割けない方向がありますよね?
それと似ています。

ダイヤは正八面体の面に対して平行に割れやすい劈開を持っているのです。

なので、ダイヤの原石と同じ硬さを持つダイヤの “粉” を使えば、
硬いダイヤでも劈開を利用し、カット、研磨を施すことが可能になるわけです。

 

ダイヤのカットの歴史は次のようになります。

テーブル・カット
(ダイヤの結晶の中で一番軟らかい方向を研磨したスタイル)

ロゼンジ・カット
(二番目に軟らかい方向を研磨したスタイル)

ローズ・カット
(小さな切子面(ファセット)をたくさんつけたスタイル)

このような軌跡を辿り、17世紀末には今日のラウンド・ブリリアント・カットの
原型となる ブリリアント・カットが考案されました。

その後、ラウンド・ブリリアント・カットが考案され今に至ります。

ラウンド・ブリリアント・カットはキラキラとした輝きが特徴ですが、
ローズ・カットはギラッとした輝きが特徴で、照明が薄暗い方がより光ります。
わたし個人的にはローズ・カットにとても心惹かれるものがあります。
いつか手にしたい…^^

話がそれましたが、ダイヤの魅力的な輝きを最大限引き出す
ラウンド・ブリリアント・カットのおかげでダイヤは宝石の王様の座に
輝くことになったというわけです。…納得です。

 

最も硬いダイヤなので「どんなことをしても壊れない」と思っている
人もいるようですが、それは大きな間違いです。
お話した通り、劈開があるので弱い方向に力が加われば傷もつきますし、
簡単に欠けてしまうこともあります。

保管時には他のものとは別に収納し、不用意にぶつけたり落としたり
しないよう、取り扱いには気を付けましょう。

また、ダイヤには水を弾き油になじむ “親油性” という性質があるので、
ホコリ交じりの油膜が吸着して輝きが鈍ることがあります。
このような場合は、中性洗剤をぬるま湯で溶いて、柔らかなハケや
絵筆などで優しく洗うとよいでしょう。洗浄後は熱めのお湯で洗い流し、
しっかりと乾燥させることが大切です。
ケアの前には必ず流しの排水栓を閉じておきましょう。(←これ一番大事!)

超音波洗浄はとても効果的ですが、もともと内部にフェザー(亀裂)
がある場合は、振動によって割れる可能性があります。
爪留めの不完全な石は脱落しやすいということもあるので、
できれば自分でやらずに専門店に相談することをおすすめします。

 

宝石の王様 ダイヤモンド、大切に取り扱ってください。
そして、ジュエリーは使ってナンボ。
ぜひ日常的につけてその輝きを楽しんでくださいね☆

 

参考:ジュエリーコーディネーター検定3級テキスト